ワイルドリフトにおいて、ミニオンはチャンピオンを育てるために欠かせない収入源であり、タワーを破壊するためにも必要であったりと、ミニオンを中心に試合が進んでいきます。
そのため、ミニオンに対する理解がかなり重要です。
ミニオンの種類と違い
ミニオンは全部で4種類存在します。それぞれの特徴や違いは以下の通りです。
見た目 | 特徴 | 攻撃・耐久 | 獲得ゴールド |
前衛ミニオン 剣と盾を持った近接攻撃型ミニオン | 10・50 | 65(26) | |
後衛ミニオン 杖を持った遠距離攻撃型ミニオン | 20・25 | 40(16) | |
大砲ミニオン 大砲を持った遠距離攻撃型ミニオン | 30・90 | 85(34) | |
スーパーミニオン サイズが大きい近接攻撃型ミニオン | 100・100 | 120(48) |
- 「攻撃・耐久」は、それぞれのミニオンの強さをイメージしやすいように、大まかな数値でミニオンの攻撃力と耐久力を表しました。(最大100)
- 「獲得ゴールド」は、ラストヒットを取った時(取れなかった時)に獲得できるゴールド量です。
- 「スーパーミニオン」に関しては、相手の「インヒビタータワー」を破壊した方のチームのミニオンが強化され、試合終了までの間、このスーパーミニオンが出撃し続けるようになります。
ミニオンの性質
ミニオンは25秒ごとに、それぞれのチームのネクサス(本拠地)から4体出撃します。
25秒ごとに4体ずつ、波のように出撃することから、ミニオンの群れは「ウェーブ」と呼ばれています。
また、ミニオンは両チームから同じタイミングで出撃するため、基本的にレーンの中間地点でウェーブが衝突して、上の画像のように均衡ができます。
ミニオンの攻撃について
ミニオンは、敵ユニット(ミニオンやチャンピョン)を見つけると、それに向かって攻撃をします。
ただ、ミニオンの攻撃対象には優先順位があり、
敵ミニオン>敵タワー>敵チャンピョン
の順番で攻撃していきます。そのため、近くに味方ミニオンがいれば、基本的には敵ミニオンからの攻撃を受けることはありません。
ただ、敵ミニオンの近くで、敵チャンピョンに攻撃*を与えると、敵ミニオンはプレイヤーを優先して攻撃してくるようになってしまいます。
*通常攻撃などの対象指定の攻撃のみ
上の画像のように、ミニオンの頭の上にオレンジ色のマークは、プレイヤーを優先して攻撃してきていることを表します。
そうなった場合は、敵ミニオンから少し離れることで、また元の優先順位に戻ります。
試合の序盤では、ミニオンからの攻撃だけで大きなダメージを負ってしまうため、敵チャンピオンと戦う時は、相手のミニオンの数にも注意しましょう。
知っておくべきこと
ミニオンは必ずラストヒットする
ミニオンが倒れた時に獲得するゴールドは、ラストヒットを取れないと40%分しか獲得できません。
ワイルドリフトでは、「ゴールド=強さ」と言っても過言ではないので、正確にラストヒットを取れるように練習しましょう。
基本的には数を多くこなすことで慣れていきますが、「確実にラストヒットをとる!」という意識を持って毎試合プレイすると良いです。
ちなみに、後衛ミニオンは、タワーの砲撃2回と通常攻撃1回で必ず倒れる体力になっています。
敵の後衛ミニオンがタワーの砲撃を2回受けたのを見てから、あとは通常攻撃を1回加えるだけで、簡単にラストヒットを取ることができます。
こうしたラストヒットを取るコツはいくつかありますが、使っているチャンピオンや状況によって取り方が変わってくるので、どんな状況でも対応できるように数を多くこなして慣れましょう。
ウェーブの処理
ミニオンはどんどん相手に向かって行き、勝手に相手のタワーやミニオンに倒されていきます。
こちらに向かってくる敵ミニオンもタワーなどに倒されていくため、放っておくと本来獲得できたはずの経験値とゴールドを失うことになります。
そのため基本的には、レーンに敵のミニオンが溜まっている時は、素早くファームして処理するのが最優先になります。
ドラゴンが出現している時や、近くで味方が戦っている時はそちらに加勢してあげるべきですが、そちらに向かうことで経験値とゴールドを失うことを考慮する必要があります。
ミニオン2, 3体であれば見捨てても問題はないですが、6, 7体のミニオンをファームできなかったとなると、300〜400ゴールド&それなりの経験値、を失うことになります。
そのため、自分のレーンを離れる時は、失うミニオン以上のリターンを得られるかを判断する必要があります。
ミニオン処理の速度が重要
このように、ミニオンによって行動が制限されてしまうため、基本的にはミニオンを素早く処理することが推奨されています。
ミニオンは25秒ごとに出撃するため、例えば、5秒で全ての敵ミニオンを処理できると、20秒間自由に行動できる時間が生まれます。
溜まったゴールドでアイテムを買いに戻ったり、味方に加勢してキルを取りに行けたりできます。
また、次の行動を考えるときに、敵のミニオンウェーブが何秒後に到達するのかを把握しておきたいですが、そんな時は味方のミニオンウェーブの位置を確認することで把握できます。
両チームのウェーブは同じタイミング・同じ速度で進んでいくため、味方のウェーブの位置を確認することで、敵のウェーブの位置がわかります。
ちなみに、攻撃スキルも駆使しながら、できる限り早く敵ミニオンを処理してファームすることを、「プッシュ」といいます。
ワイルドリフトは、ミニオンを中心に試合が進んでいくため、プッシュ力が高い(=ミニオン処理の速度が早い)チャンピオンは、それだけで強みになります。
ミニオンは勝手にどんどん進んで行くため、初めは慣れずにうまく処理できないかもしれませんが、慣れてくるとうまくコントロールできるようになるのでたくさん練習しましょう!
まとめ
- ワイルドリフトは、ミニオンを中心に試合が進んで行くため、ミニオンに対する理解が重要
- ミニオンをファームすることは、チャンピオンを育てるために必要不可欠であり、ファームできるミニオンがいる時は放っておかないようにする
- ミニオンのラストヒットを取らないと獲得できるゴールドが減ってしまうため、正確にラストヒットを取れるようにしたい
- 序盤においては、ミニオンからの攻撃だけでも大ダメージを負ってしまうため、レーン上での戦闘をする際は、敵のミニオンの数に注意する必要がある
- ミニオンウェーブを素早く処理(プッシュ)することで空き時間が生まれ、味方を助けたり、チームのために動く余裕が生まれる
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